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名探偵コナン好きの 管理人による 女性向ブログです。
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やっと見てきましたー(o^∀^o)無論一人で、しかも深夜。
貸しきりかってくらい空いてたので、ど真ん中で見てやりました!!
楽しかったー(*′艸`)

とりあえず平次らぶ
電話かっこよす

江戸川がやや悪役っぽかったw
最後のあれは…w
さすが少年漫画ってかんじです
らんちゃんとか、かずはとかが可愛くてかっこよくて、思わずノーマルに走りそうです。

ダイゴに関しては…(゜∀゜;)

うん。
次回作も楽しみにしてます。
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「隙あり!」

「あたっ」

桜の蕾がふくらみ始めた、うららかな初春。服部宅の庭に元気な声が響き渡った。

「不意打ちとは卑怯やぞ平次~。」

暖かい日差しのもと惰眠を貪っていたのは女形の役者であり、剣を握らせれば、腕前は超一流と言われている沖田総司である。

「なに甘っちょろいこと抜かしてんねん!、日本男児ちゅうんはなぁ、いかなるときでも気ぃぬいたらあかんねん!」

こちら袴すがたで襷を結び、凛々しく竹刀を構えているのは、服部家の一人娘…ならぬ訳あって娘として育てられた一人息子こと服部平次である。
「まぁまぁ、そうかっかすんなや、それになぁこの前の勝負で負けたからって、寝込み襲うんはあかんぞ~」

その言葉に顔を真っ赤にして怒る平次だったが、総司はその様子を楽しそうに見つめるだけで余裕である。

「なんやとー!!言っとくけどなぁ、この前のは負けたんちゃうからな!!」
「俺の下克上の可能性はまだあるっちゅーわけやな。……なぁ、快斗。」
そういって快斗の顔を覗きこむ。まぁ、怖い。快斗の奴なんかは顔面蒼白にしてフリーズしてしまった。そりゃぁ、そうだろ。俺も服部の発言にはビックリだ。つーか、奥の深い奴だ。俺はまだまだ服部への認識が甘かったみてーだな。

「……あれー?なんか思ってた反応と違うな~」
再起動したらしい快斗が冷や汗を流しながら服部に聞いている。動きはさながらロボットダンスのようにぎこちない。

「なにがや?俺が怒るとでも思っとんたんか?」
あくまでにこやかに答える。ここまで爽やかだと逆に複雑な気持ちだ…。めんどくさいことにならなくてよかったけどな…。でも、なぁ?

「ちゅーわけやから。自分らこれから必然的に上になれるとか思わんほーがええで?」

これまた爽やかにとんでもないことをいいやがった。言いたいことを言って満足したのか、それはもう軽やかな足取りで部屋を出ていった。取り残された俺らと言えば…。
「どうしよう新一。このままだと俺ら、平次に可愛がられちゃうよ…。」
「………こわいな。」

これからの事を考えて頭を抱えていた。





















あとがき

ギャグです。平次は変なところで寛容な気がします。もちろんやきもちやきも可愛いですが、うちの平次はサバサバさせていこうかななんて思ってます。私平次至上主義なんで(笑)
外では霧のように細かい雨が降る。まだお昼過ぎだと言うのに、雨雲のせいで当たりは薄暗い。

「新一~。平次は~?」
読んでいた本に影を落とされたことにムカついて顔をあげた。

「さぁ~な?大学の友達と遊びに行ってんじゃねーの?」

「ふ~ん。」

思いのほか近くにあった顔。意識するわけでもなく絡み合う視線。しばしの沈黙のあとに不意に触れた唇。

「おい…。」

訳が分からないと、目で訴えてやる。俺もお前も、キスをする相手は服部だろ?

「そんな、睨まないでよ~」

ただの気まぐれなんだからさ。と懲りずに近づく顔。最初は軽く。だんだんと深く。受け身なのは性に合わない。相手の舌を絡めとって応酬してやる。

「っつ…ふ…。」

どちらとも言えない息がもれる。暫く夢中でキスをする。

「っふぅ…。上手いね」
不適に笑いかけてくる。
「……。おめーもなかなかやるじゃねーか。」

こちらも笑みを返してやる。このおかしな状況に俺らは異様に興奮していた。肩を掴まれソファーに押し倒される。

「まさか、俺が下か?」
俺の質問には答えず。乱暴に首筋に噛みつかれた。

「っつ……。」

痛みと快感を同時に受ける。吸血鬼かっつーの。
「まぁまぁ、たまにはいいじゃん。優しくするよ♪」

そう言いながら、手早く服を脱がされる。器用だな、さすがマジシャン。俺は抵抗するでもなく、されるがままになっていた。興味が沸いたんだ。普段、こいつが服部をどう抱いてるか。

「っふ…。」

最初は冷静に相手を観察していたが、だんだんと熱が増していき俺の思考は遮られた。あとはお互いに熱に溺れるだけだ。































「っいってぇ…。」

ひたすら快感を貪ったあとは、空虚感と罪悪感がないまぜになって襲ってきた…。なにやってんだよ俺。つーかだりぃ。

「どうだった?初めて下をやってみて?」

妙にサッパリとした顔をした隣の奴をみて腹が立った。喉いたいし、腰痛いし。ヤッた後服部が不機嫌になる理由が少し分かったかもしれない。

「てめーも味あわせてやろーか。」

低く低く凄んでやる。そりゃぁ、快感も半端なかったけどな…。俺はやっぱ上がいいぜ。
もう随分暖かくなってきた。一応羽織っていったコートが無駄になっちまったな。

カチャッ

「おかえり~」

誰もいないと思っていた家の中から自分を出迎える声がする。この東京では聞き慣れないイントネーションは

「服部!お前来てたのか。」

こいつが突然押し掛けることには随分免疫ができたものだ。服部はリビングのソファーに腰掛けたままこちらを振り返る。
「おん。もう和葉とはめっちゃ連休を満喫してきたからな~」

満面の笑みで言う。余程楽しかったのか。
俺は服部の向かい側のソファーに腰掛けた。

「そうか。それは奇遇だな。俺も蘭とのデート帰りだ。」

俺も満面の笑みで返してやる。勿論、心の底からのだ。他に意味はない。
「そうなん?そら良かったわ。そや、快斗もきてんで~。」

するとタイミングよくキッチンから快斗が顔をだす。

「あ!新一、帰ってたの?おかえり~」

帰ってたのとは酷い言い種だ。ここは俺の家だぞ。快斗は再びキッチンに姿を消し今度は3人分の飲み物を持ってきた。俺はブラックコーヒー。服部はカフェオレ。そして快斗はキャラメルマキアート。甘ったるい香りに少し眉を顰める。

「ったく、おめーも相変わらずだな。で?中森さんは?」

そう言って、コーヒーに口を付ける。温度も味も俺好み。そりゃそうだ。こいつも此処には頻繁にくる。あ!ちゃっかり、服部の横に陣取りやがったな。

「そりゃもうバッチリエスコートしてきたさ~。ガキの相手は大変だよ~」

悪態をつきながらもこいつは幸せそうに笑う。相手を大事にしてんのが伝わってくるような笑み。俺らにはそれぞれ彼女がいる。偽りない好意を向ける相手が。

「つーか。お前ら今まで2人っきりだったのか。変なことしてねーだろうな。」

目の前の2人を睨みつける。

「さぁ?どーでしょう?」

快斗が悪戯っぽく笑う。それを服部が楽しそうにみてる。俺だけ仲間外れか?

「なんや、仲間外れにされて寂しいんか?」

そう言いながら服部は俺においでおいでをする。ガキ扱いに少しムカついたが、服部の仕草が可愛かったので大人しく快斗とは反対側に腰を下ろす。俺らの関係は酷く曖昧だ。少なくともただの友達じゃないはずだ。ただの友達には欲情しねーからな。でも、大事な幼なじみ兼恋人と天平にかけるポジションじゃない。
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