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名探偵コナン好きの 管理人による 女性向ブログです。
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服部の目がだんだんと潤んでくるのがわかる。部屋の明かりはついていないが、今日は満月だ。睫の震えさえもみることができる。服部の両腕は俺の手によってベッドに縫い留められている。つまり俺がこいつをベッドに押し倒した形になってるってわけだ。

「くど…う?」

瞳に浮かぶのは恐怖と混乱と、ほんの少しの期待。その瞳が俺を煽ることをおめーはもう少し理解したほうがいいぜ?





工藤の顔がだんだんと近づいてくる。まるでスローモーションやな。なんて呑気なことを考える。もしかしたらまだ状況理解ができてへんのかもしれん。なんでこんなことになったんやろ。






それは些細な一言だった。

「あんな、工藤…。」

夕食の後、俺と服部は俺の部屋で事件のことや、身の回りで起きた些細なことで楽しく談笑していた。なかなか話は尽きないし沈黙などなかったのだけれど…。ふ、とした瞬間に空いた間。…するといきなり真剣な顔になる服部。

「…ん?どうした?」

そんな服部に違和感を感じながらも、先を促すように問いかける。

「俺、…二番でもええから…。」

ピシッと俺の周り空気が凍る。な、に…いってんだ?

「…それは、探偵としてってことか?」

俺は服部の言わんとすることがわからなくて、どうにか笑顔を取り繕って言った。

「ちゃう!探偵のことやなくて……あの幼なじみのねえちゃんの次でも…」

自分が言った言葉に耐えられなくたったのか、服部はうつむいた。あの一番にこだわる男が二番でもいいと言うのも驚いたがそれよりも一番に思っている相手にそんなことを言われるのが許せなかった。

こいつには分からせてやるしかないみたいだな…俺がどれだけお前を想っているかを。

俺は座っていた椅子から立ち上がるとベットに座る服部に静かに歩み寄り
・・・押し倒した。


近くに人の気配を感じて顔を上げると、目の前に工藤が立っていてびっくりした。そのまま少し唖然としていると、あっちゅう間にベットに押し倒されてもうた。
「くど…う?」

獲物を前に狙いをさだめるように細められた目。そんなちょっとした仕草に心拍数があがるんをかんじる。抵抗もできないまま奪われた唇。最初はかるく啄むように。そしてだんだんと深く貪るように。

「っあ…ふぁ…んっ」

歯並びにそってなぞられ上顎をくすぐられる。ぞわぞわとした快感が背中を駆け上がる。奥に縮まっていた舌を絡みとられ先端を吸われ軽く甘噛みされる。

「ん……っあ!」

だんだんと息苦しくなってきて工藤の体を引き離そうとするも、快感で力が抜けてしまっていてそれも叶わない。頭が真っ白になってくる。飲みきれなかった唾液が口の端からつたった。




しばらく服部の柔らかな口内を堪能する。微かな抵抗はあったが力ないそれは意味がない。長いキスの後の服部は快感で目は潤み焦点があってなく唾液で照かる唇はかなり扇情的だ。そのまま首筋に舌を這わす。特に敏感に反応するところは丹念に舐める。そして強く吸い上げ赤い印を残していく。

「っつ…あぁっ」

たまらずと言った感じに服部から嬌声があがる。反り返った首筋から鎖骨にかけてのラインは官能的。このチョコレートのように甘いカラダを余すところなく食べ尽くしてしまいたい。
まぁ、手加減する気なんてさらさらねーけど。

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