理性とか、そんなものかなぐり捨てて名探偵の服を脱がしていく。月光のもとに晒された肌は白くなめらかで、指が震えた。
「いっやだ!!はなせっっキッド!!……」
再び、抵抗を始める名探偵。
悲痛な叫びが耳に届く…。離せだって?ずっとずっと焦がれていたものが目の前にあるのに?酷く傷付いた瞳で見つめてくるのに?名探偵はある種の信頼を俺によせていた。俺はそれを裏切らないように激情をポーカーフェイスでひた隠し、ライバルとしての距離を保ってきたんだ。でももう信頼は失った。だから、お前が俺にくれた信頼の代わりに、お前をくれよ。ただ一瞬の幻想だとしても。
暴れる体を押さえつけ、出来るだけ優しく顔にキスの雨を降らす。せめて、愛が伝わればいい。それは瞼に、目元に、鼻先に、ほっぺたに。ふっと耳に息を吹きかければ肩が僅かに震える。
「っぁ…。」
そのまま唇は首筋をたどり赤い花びらを散らしていく。白い肌によく映える。それは、期間限定の独占欲の証。
「ぅんっ…やっめ…!!」
敏感な体は快感を拾いながらも抵抗をみせる。
「好きだよ。…本当に好きなんだ。」
譫言のように繰り返した。
「あっんっ…」
胸の突起にねっとりと舌を這わす。反対側は親指の腹でコネあげる。段々と芯を持ち始めるそれに比例して、名探偵も乱れていく。
「あっあ、はぁっ…」
カリッと甘噛みしてやれば背が弓なりになる。俺の動作一つ一つに敏感に反応していく体が愛おしい。そんな自分の反応が許せないのか、名探偵は自分の唇をきつく噛んでいる。
「いっやだ!!はなせっっキッド!!……」
再び、抵抗を始める名探偵。
悲痛な叫びが耳に届く…。離せだって?ずっとずっと焦がれていたものが目の前にあるのに?酷く傷付いた瞳で見つめてくるのに?名探偵はある種の信頼を俺によせていた。俺はそれを裏切らないように激情をポーカーフェイスでひた隠し、ライバルとしての距離を保ってきたんだ。でももう信頼は失った。だから、お前が俺にくれた信頼の代わりに、お前をくれよ。ただ一瞬の幻想だとしても。
暴れる体を押さえつけ、出来るだけ優しく顔にキスの雨を降らす。せめて、愛が伝わればいい。それは瞼に、目元に、鼻先に、ほっぺたに。ふっと耳に息を吹きかければ肩が僅かに震える。
「っぁ…。」
そのまま唇は首筋をたどり赤い花びらを散らしていく。白い肌によく映える。それは、期間限定の独占欲の証。
「ぅんっ…やっめ…!!」
敏感な体は快感を拾いながらも抵抗をみせる。
「好きだよ。…本当に好きなんだ。」
譫言のように繰り返した。
「あっんっ…」
胸の突起にねっとりと舌を這わす。反対側は親指の腹でコネあげる。段々と芯を持ち始めるそれに比例して、名探偵も乱れていく。
「あっあ、はぁっ…」
カリッと甘噛みしてやれば背が弓なりになる。俺の動作一つ一つに敏感に反応していく体が愛おしい。そんな自分の反応が許せないのか、名探偵は自分の唇をきつく噛んでいる。
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